漫画ん全関

DRI:MOONのVocal&Guitar、関貴弘参上!関裸々に胸中を語る…か!?


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味いちもんめ

カッチョイイ漫画はジャンルがありながらもジャンルを越えると思う。「味いちもんめ」はグルメ漫画というジャンルに当てはまるかもしれないが、何故かそれを忘れてしまうくらい「人間ドラマ」だ。そして個人的には「人間ドラマ」に冷静かつ鋭いリアリテイたけでなく、語り手の人間を視る目の優しさを求めてしまう。ドラマは創り出せる。現実だけに囚われない「こうありたい。こうあってもらいたい。」というような勝手に信じる真実をでっち上げても良いとさえ思っている。逆にノンフィクションドキュメンタリーだって、それを伝える者が腹をくくり、責任を持ち、胸をはらなけりゃ、結局「話半分」「やらせ」扱いされるんじゃないかな。あべ善太と倉田よしみの「味いちもんめ」には、伝えるべきドラマに対する凄まじいまでの責任感を感じる。主人公伊橋が、自信過剰で軽薄な印象すら受けるヤンチャな追い回しから、日本料理の修行を通じて、誠実な中堅料理人へと成長していく。とにかく様々な人達と関わって教えられ助太刀しながら成長していく。想えば、子供向け古典の歳をとらない、成長しない主人公の出てくる漫画は大キライだった。この前のあれはなんだ
ったの?って感じだった。マンネリの美学とやらで人間的で愚かな事を繰り返し繰り返し笑いと安堵を売り捌き長生きしてロングラン。成長したらいずれ死ぬしドラマは終わる。でも終わるから始められる。あべ善太は、伊橋を惜しげもなく成長させながらドラマを終わらせる事なく亡くなられた。惜しいというよりは凄い。「こうありたい。こうあってもらいたい。」ドラマを責任を持って創り続けた。例によって何を言いたいのかとっくに忘れたが、何だか自分もこうありたい。ドラマは創り出せる。
posted by 関貴弘 00:35comments(1)|-|





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この記事に対するコメント











よ。待ってました「味一もんめ」…良いお話でした。
ま | 2011/04/27 5:54 AM